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保険のコンバージョン=転換=下取りの罠

      2014/06/06

「今の保険よりももっといい保険がありますよ、今ならお得にコンバージョンできます」

そんな営業文句で訪問してきた担当営業社員に心当たりがある人もいるのではないでしょうか。

コンバージョンってそもそも何だろう?とまずは思うでしょう。

一般的に、保険の「転換」という言葉にはかなりネガティブなイメージがついてしまったので、「転換ではありません」というフレーズでコンバージョンを案内されることがほとんどではないかと思われますが、その実、ほとんど転換であると考えていいようです。その辺りの言葉の問題は、各保険会社単位で若干異なると思われるため、何をもって「転換」であり何をもって「コンバージョン」なのかというのは、細かくその会社に聞いてみた方がいいでしょう。

ともかく、現在加入中の保険を、他の保険に切り替えるという意味で考えればすべて転換です。

状況によっては、この転換を実施することにより条件がよくなることもあるかもしれまんが、やはり保険会社が勧めてくる新しい保険への切り替えには裏があると考えた方がよさそうです。

予定利率が今では考えられない6%~5%という高い水準だったバブル期に契約された保険は、そのままその高い水準の利率が適用されているため、よほどのことがない限りそのままにしておいた方がお得です。これがいわゆる「お宝保険」であり、保険会社から見れば、逆ザヤの要因となる厄介な契約でもあるため、少しでも多くの「お宝保険」をなくしてしまいたいわけです。

ただ、解約をされてしまうと解約返戻金を支払わなければならないですし、自分の会社の契約件数も減ってしまいます。そこでこの「お宝保険」の対策として考え出されたのが「転換」なのです。解約をせずにそのまま他の新しい保険に切り替えをします。そうすることで、新しい保険には当然今現在の予定利率が適用され、予定利率6%~5%という「お宝保険」は跡形もなく消え去ってしまいます。

保険会社としては万々歳、被保険者からしてみれば、まったく知らない間にかつてない高利回りで運用されていたはずの保険がなくなってしまい、大きな損を被ることになるわけです。

当然保険料は当初の契約年齢の頃よりも高齢になっている分、かなり割高になります。それを、保険料の支払い年数を当初よりも引き延ばして安く見せかけることもあるようです。

保険の見直しは正しく行分ければ、逆に見直しをしたことで損をしてしまうこともあります。

自分の今現在の保険はどういう保険でどういうメリットがありデメリットは何なのか。新しい保険に変えた場合は何がどう変わるのか。

その辺りをしっかり認識した上で、正しい見直しを実施するようにしましょう。

 - 保険あれこれコラム