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2005年の保険金不払い問題に学ぶ保険への意識

      2014/06/06

2005年、社会問題となった保険金の不払い問題を覚えているでしょうか。

生命保険会社、損害保険会社、両方で存在した保険金の不払い問題とは、本来保険金を支払わなければならない事案や事故に対して保険金が支払われていなかったという事実が発覚した問題のことを指します。

そもそも生命保険/損害保険とは、万が一のケースに備えるためのセーフティネットであり、ここに穴が開いていれば何の意味も持ちません。

その保険の根本を揺るがしたこの事件ですが、その中で改めて認識せざるを得なかった事実は、そもそも保険とは、保険金を請求しなければ自動的に支払われるものではないということです。

保険によって保障されている内容であるにもかかわらず、保険契約者や保険金受取人が保険金が受け取れる事実を知らないままで請求をしなければ、結局長年支払ってきた保険料は無駄になってしまいます。何のために支払ってきた保険料なのか、結局意味がなくなってしまいます。

保険金の不払い問題にはいくつかのケースがありますが、その中でも多数を占めたのは、入院給付金の請求がされた際に、本来であれば通院給付金も支払対象となる可能性があるにもかかわらず、その案内がなされないままに保険契約者はもらえるはずの給付金に気づかないままになってしまうというケースです。

保険会社側からしっかり案内がなされていない点も問題ですが、そもそも保険契約者自身がどういうケースに保険金が給付されているかがあいまいであり、しかもそれを認識もせず放置したことにも問題があります。自分の保険は自分でしっかり認識しておかなければ、損をしてしまうこともあるということです。

少なくとも保険に加入する際に、どういうときに保険金が支払われるのかはしっかり確認するはずであり、それを忘れてしまうにしても可能性くらいは覚えておき、支払事案が発生した時には確認をする程度の認識は持っておきたいところです。

 - 保険あれこれコラム