初心者のための保険選び

初めての保険/保険の見直し/保険を基礎から学習しよう/2015年-2016年保険ランキング

*

保険金支払いは主契約・特約、一つ一つ請求する必要がある?

      2014/06/06

2005年に発覚した保険金の不払い問題で注目された問題の一つ、「保険金は請求しなければ支払われない」という当たり前の事実を、保険加入の際にはしっかり認識しておく必要があります。

生命保険、医療保険、損害保険など保険の種類にかかわらず、保険金が支払われるケースに該当した場合、その請求を契約者もしくは保険金受取人が行わなければ保険会社が保険金を勝手に支払ってくれることはありません。

当然のことながら、被保険者の身体状況や生活状況などまで保険会社が把握しているわけではなく、あくまで保険金の支払いが行われるのは申告があった場合のみであり、申告と被保険者からの請求があって初めて保険会社は支払手続きを開始し、保険金支払は実行されます。

これが、被保険者が死亡した際に保険金が支払われる生命保険はまだわかりやすいのですが、問題はその死亡保険に付帯している特約や、別契約の医療保険、損害保険などです。

主契約の死亡保険金は支払われても、本来であればその主契約についていた特約部分の保険金も支払うべきだったケースで支払いが行われていなかったのが保険金不払いのケースの一つでした。

保険金受取人は、死亡保険金を受け取ったことで安心してしまい、本来であれば受け取れたはずの特約部分の請求をしないままにし、結局被保険者側には気づかれないままに保険会社は「請求がなかった」ということで支払っていなかったわけです。

死亡保険金が支払われているのであれば、本来ならそのほかの特約部分にも条件を満たし保険金が支払われるケースもあったはずなのに、保険会社からのその案内もないままになっていました。

現在は、その当時と比べれば随分改善されてきてはいるようですが、結局変わっていないのは、やはり保険金受取人が請求しなければ保険会社は動かないという点です。

「言われなければわからないよ」という保険会社の意見も確かにわかる部分はあり、被保険者がしっかり保険金支払いに該当するケースを認識した上でまずは保険加入し、加入したなら請求も忘れずにする、というのが保険金不払いをなくすもっとも簡単な方法なのですが、なかなかそうまくはいきません。

そもそも主契約に特約がベタベタといくつも無数についている大手生命保険会社などにありがちな保険契約自体が、契約内容そのものを複雑化し、保険金の請求自体わかりにくくしているといっても過言ではありません。

保険は、保険金の請求が最大の目的であるということを思い出し、保険金の請求がわかりやすい保険をまずは選ぶ、という基本に立ち返って選択するのがお勧めです。

 - 保険あれこれコラム