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医療保険の先進医療特約は重粒子線治療や陽子線治療にも対応

      2014/06/06

医療保険における大きなメリットの一つに、先進医療特約を付加することが出来るという点があります。

先進医療は最先端の治療方法ですが、まだ健康保険の適用外とされている治療方法であるために、その治療を受けると実費で治療費がかかります。

しかも最先端の治療方法であるため、治療費がかなり高額になってしまうものもあります。

たとえばがんの治療では重粒子線治療や陽子線治療などがあり、それぞれ治療費としては約300万円ほどかかります。

一つの治療方法にそれだけの費用がかかると、さすがに家計にも大打撃となってしまいますし、それですぐに100%病状が改善するのであればまだしも、継続して治療を続けるのであればそれから先も治療費はかかってきます。

そんな先進医療に対応するために作られた医療保険の特約が先進医療特約であり、もし先進医療による治療を受けた際に、その治療費を保障してくれます。

この特約自体はかなり安く、月あたり100円程度でつけることができるものが多いようです。

それだけ安いのであれば、先進医療特約を単品で申込みしたいところですが、あくまで医療保険にセットの特約という形をとり、あくまでメインは入院保障や手術保障がある医療保険が主契約となっています。

もし、医療保険そのものに魅力を感じないものの、先進医療特約だけは利用価値があり、是非利用したいと考える場合は、医療保険の内容を最低限で設定し、先進医療特約をつけるという形にする方法もあります。そうすると、格安の保険料で先進医療に対する保障を得ることができます。

ただし、先進医療を実際に利用するようなケース自体が現在まだまだ少なく、先進医療特約を利用した症例もそれほど多くはありません。

逆にいえば、利用例が少ないからこそ安い特約料金でオプションとして利用できるようになっているとも言えます。保険の性質上、利用頻度が多ければそれに対する保険料は必ず上がってくるものだからです。

自分が実際に先進医療にお世話になるような症状になるのかどうかということ自体、一種の賭けです。それは保険そのものがそういう万が一に備えるという性質を持つものの、その中でも可能性としては現状かなり低めであるということだけは間違いなさそうです。

一般的にはしっかり健康保険適用になる治療方法によって治療が完了するケースが多い、ということです。

また、実際に先進医療を利用した際、手続き上のケースに該当しなかったために保険金が出ないということがないように、どういう場合にどういう先進医療を受けた時に保障され、どういった明細を保険会社に提出する必要があるのかなど、加入時にしっかり確認しておいた方がいいと思われます。

先進医療を受けて数百万もかかり、その上で先進医療特約が意味をなさず保険金が出ずに全額実費負担となる、というケースが最も最悪なパターンだからです。

先進医療は、状況に応じて一般診療へ導入されることもあり、公的医療保障の対象となることもあります。現時点で先進医療でも、数十年後には一般診療となっているということも考えられますので、状況に応じてこの項目に関しては検討していくようにした方がいいかもしれません。

そうした点も踏まえて、医療保険は比較検討するようにしてみましょう。

 

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