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後期高齢者医療制度と保険選び

      2014/06/05

2008年4月に「後期高齢者医療制度」が開始されました。

「後期高齢者」の概念としては75歳以上の高齢者のことを指し、65歳から74歳までの高齢者のことを「前期高齢者」と定義しています。ただ、この後期高齢者医療制度の対象としては75歳以上の高齢者に加えて「寝たきりなど一定の障害状態にある場合は65歳以上の者」としています。

目的としては、高齢者の医療費を安定的に支えるために、現役世代と高齢者がその負担能力に応じて公平に負担することであり、療養の給付を受ける際に医療費の1割が自己負担となります。

通常の療養の給付の場合は自己負担は3割なので、それよりもさらに負担額が少なくなります。

ただもちろん、保険料は支払う必要があり、原則として年金から保険料分が自動天引きされるようになっており、つまりは年金支給額がこの保険料分減る形となります。

議論が多いこの後期高齢者医療制度が、今後どこまで続いていくのか、また内容がどう変わっていくのかは未知数です。今後ますます高齢者の割合が増えていけば、同じ内容のまま長く続けていくのは難しくなっていくとも思われます。

ですので、保険選びの際にこの保険を念頭に置いて考えても、実際に自分が75歳になった時にまだこのシステム自体が存在するかはまったくわからないために判断が難しいところです。

わからないものを判断に入れて考えると失敗の元なので、とりあえずないものとして考えて医療保険など足りない部分を補完してくれる保険に加入しておくようにした方がいいかもしれません。

数十年も先の未来となると、どうしても返戻金や満期金のある保険であればインフレリスクがありますし、後期高齢者医療制度のような制度的な部分は制度改正・法改正のリスクがあります。

それを大前提とした上で、後悔しない保険を選び抜きたいところです。

 

 - 保険あれこれコラム