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各社ドアノック商品を狙う保険選び

      2015/07/01

保険の中には「ドアノック商品」と呼ばれる保険が存在します。

主に、「保険会社にとっては販売しても利益はほとんどないものの、利用者側から見ると非常にお得な保険商品」のことを指します。保険会社が販売しても利益がないものを何故販売するのかというと、すなわち「ドアノック」、まず相手の家のドアをたたいて受け入れてもらい、そのあとさらに大きな商談へとつなげていく、いわばきっかけつくりのための保険商品なのです。

各保険会社にこのような商品は存在したりしなかったりしますが、保険会社として旨味のない保険であるために、短い期間で販売終了になってしまったりすることも非常に多いようです。保険会社としても、ドアノック商品があまりに売れすぎることはあまりうれしくなく、ドアノック商品を販売するのであれば、それに加えてさらに他の生命保険だったり医療保険だったりと、別の契約も同時に販売できなければメリットが薄いわけです。

ただ、そんな保険会社が売りたがらないドアノック商品だからこそ、利用者側からすると大きなメリットがある商品となっています。

ということは、ドアノック商品を中心に保険を選んでいけば、優良保険にばかり加入できることになります。

主に、ドアノック商品として作られている保険に多いのは「学資保険」です。まずは子供のための教育資金を確保するための学資保険を好条件で提供しておき、そこをフックにさらに他の生命保険や医療保険を丸ごと獲得しようということです。

その後、営業担当やセールスレディから営業ラッシュがかけられる可能性もあります。それを重々承知の上であれば、ドアノックとして作られているであろう保険に加入するのも悪くないと思われます。

 

また、学資保険以外でも、優良保険と言われるような、例えばAIG富士生命の「がんベスト・ゴールド」や、オリックス生命の定期保険「Bridge」などはある種、「ドアノック商品」と呼んでもいいのかもしれません。これらはインターネット申込みができるため、その後の営業などの心配もありません。

「がんベスト・ゴールド」については既に販売終了しており、新しく「がんベスト・ゴールドα」と名前を変えて販売が続けられているものの、実は元の「がんベスト・ゴールド」の方が内容が充実していました。しかしAIG富士生命としては「がんベスト・ゴールド」で強く「優良がん保険」としてのイメージを獲得しており、「がんベスト・ゴールドα」や「E-終身」など他の保険へのいい影響を引き継ぐことができた時点で、戦略としては大成功をおさめているといえます。(参考:「AIG富士生命・がんベスト・ゴールドα」)

オリックス生命の「Bridge」はまだ継続して販売されていますが、インターネット申込み専用の定期保険であり、インターネットユーザーに向けた格安保険として人気を集めています。まずオリックス生命を知るにあたってのインターネットユーザーに対する入り口としての保険という役割を果たしていると言えます。(参考:「オリックス生命・Bridge」)

 

まずは「自社の保険を知ってもらいたい」という意図を持ったドアノック保険は、かなりの確率で優良な保険である可能性が高いため、しっかりその点を見きわめて保険選びを実施していきましょう。

 

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