初心者のための保険選び

初めての保険/保険の見直し/保険を基礎から学習しよう/2015年-2016年保険ランキング

*

ネット系生保の躍進と対抗する大手生保の強みとは

   

今や保険の見直しといえば、大手生命保険会社からネット生保や通販型生保への見直しが常識であり、逆のパターンでネット系や通販系生保から大手生保へ見直しをするというケースはあまり聞いたことがありません。

その理由は明白で、あからさまに違う「保険料」の差しかありません。

保険の本来の役割としては、自分や家族に万が一のことがあった時に、保険金を受け取ることによって自分の治療費や家族の生活費を補うという目的があります。よってその保険金の金額は非常に重要であり、同じ保険金を受け取るために支払うべき毎月の保険料こそが、保険加入者が最も気になる点でもあります。

保険は必ず必要とはいえ、毎月の家計に占める割合は決して少ないものではなく、増税の続く昨今、削減できるのであれば削減したい項目でもあるわけです。

だからこそ、保険料が高い方から安い方へ流れるのは自然なことで、逆に安い方から高い方へ流れるという逆のケースは、よほどの保険料以外のメリットがない限りは難しいところです。

しかしそれでも、昔ながらの訪問営業による大手生保にもいくらかのメリットはあるはず。保険料が仮に高くても、それを補うだけの魅力が、ネット系や通販系に対してあるのではないかと探してみます。

まず一つ、確実に大手生保のメリットと言えるのは、その知名度の高さと顧客基盤です。知らない人はいないくらい日本においては名前が知られており、歴史がある分顧客の数も多く、ネット系や通販系にかなり流れているとはいえまだまだ主役の座を譲ることはないであろうという点、かなりの強みと言えます。

その他にも、訪問営業をするセールスレディや営業社員が常に存在しているため、対面しての販売やアフターが行えるという点が強みとなっているようです。

ただ、営業に来るときはともかくとして、アフターがそれほど充実しているかといえば疑問符が付き、その営業の定着率の悪さから、数年後に同じ担当がまだ残っている確率がかなり少ないという現実があります。毎回会うたびに担当が変わっているなんてことは普通であり、安心して任せられるとはいいがたいものがあります。

ネット系や通販系では訪問営業やアフターはなくても、コールセンターなどいつでも疑問があれば答えてくれる窓口は存在しているため、それで十分とも言えます。そんなに保険に関して頻繁に問い合わせをする必要があることもないため、わざわざご機嫌伺いに営業が回ってくる必要性はかなり低いわけです。むしろ、大手生保で営業が定期的に回ってくるのも、アフターというよりも新たな商品販売のための営業の部分がほとんどであるため、それはむしろメリットではなく場合によってはデメリットとも言えます。

そうしたそれぞれの強みや弱みをしっかり把握した上で、保険の見直しは行っていきたいところです。

 

 - 保険選びと見直し