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ドコモのケータイ補償・AppleCare+・dカード補償の必要性

   

市場環境の変化に伴い、ドコモのスマートフォンやタブレットに対する補償が変わりました。

2014年冬、2015年春モデル以降のスマートフォンやタブレットに対する「ケータイ補償サービス」の内容が改定されたのです。

従来月額380円だった補償が500円となり、サービスを利用する際の負担金も一回目5000円、二回目8000円から一律7500円へと変わりました。

月380円くらいなら、と補償に入っていた人もあまり補償が高くなるようであれば、考えざるをえなくなってくるでしょう。

 

実際のところ、ケータイ補償は得なのでしょうか。

 

従来の補償内容であれば、少なくとも月々サポートという割引が適用される二年間は利用するとして380円×24回=9120円。それに加えてケータイ補償利用時の負担金が5000円、8000円。二回利用したとして合計で22120円。

新しい補償内容であれば、500円×24回=12000円。負担金が7500円。二回利用で27000円です。従来よりも4880円の負担増となります。

ただ注目すべきは、まったく補償サービスを利用しなかった場合に負担する費用の方です。現在が9120円、変更後が12000円。この金額は、補償を利用しなかった人たちが利用した人たちのために負担している金額というわけです。

保険の基本として相互扶助の考え方がベースにあります。誰かが補償を利用した分の金額を、誰かが負担しているわけです。

しかしここでよく考えるべきは、本当に補償はいるのか、という部分です。

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ケータイ補償は何のために必要か

ドコモのケータイ補償とは、そもそも何のための補償かというと、「万が一の水濡れ紛失の際に買い替えざるをえなくなり、発生する可能性がある高額な金銭的負担を回避するための補償」です。では、実際に水濡れや紛失の可能性がどれくらいあるかというところがポイントです。

全体からすればかなりの件数、水濡れや紛失事故は発生しているかもしれません。しかし、確率で言えばそれはかなり少数派なのです。

今までケータイやスマホを水濡れ紛失させたことがない人は、これからも水濡れさせたり紛失させる可能性は限りなく少ないと思われます。逆に、一度水濡れや紛失させてしまったことがある人は、また同じ失敗を繰り返す可能性が高いと言えます。

つまり、事故を起こす可能性は、一定ではないのです。人によって大きな隔たりがあり、起こさない人はまったく起こさないのです。そしてそうした人たちが「万が一のために」と言って補償に加入するのは、実は非常にもったいないことなのです。

誰しもうっすらと、そんなことはわかっているのです。ですが、「もしも」という場合があるために補償に加入します。

しかしよく考えてほしいのですが、「もしも」の事態が発生しなかった場合、総額でどれだけの保険料を支払っているのか。

月額380円ならまだいいのですが、今後500円になれば、年間で6000円、10年間利用し続ければ6万円です。ケータイ一台分程度にはならないでしょうか。家族四人でスマホ利用、同じ補償を10年間続ければ24万円になります。10年間で家族の中で水濡れ補償を使ったことがある人が一人しかいなければ結局大きなマイナスです。

自己責任において、「ケータイ補償サービスには加入しない」という選択肢もありだということを覚えておきたいところです。

補償に加入しなかった場合、万が一の際には新しい携帯端末代が数万円かかるかもしれませんがその分を自己負担すればいいのです。出せない金額ではないはずです。出せないと感じる人は補償に加入した方がいいでしょう。出せる人は、万が一の際は自己負担すると考えていれば、毎月の補償のための月額料金をそのまま節約できます。

月額500円、馬鹿になりません。その金額をそのまま生命保険や医療保険などに回すことだってできます。加入の際には無駄ではないのか、自分の利用シーンと合わせてよくよく検討するようにしてみましょう。

 

ケータイ補償もAppleCare+もいらない人もいる

 

生命保険も損害保険も医療保険も、そしてケータイの補償についても、保険や補償とは基本的に万が一に備えるものであるので、万が一の事態が発生した時に手持ちの資金で対応できる人は、あえてケータイやスマホの補償に入る必要はないと思われます。

現在、ケータイやスマホを利用している人の大多数が補償サービスには加入していると思われますが、そこまで一生懸命加入する必要があるのかは、よくよく検討したいところです。

仮に現在のケータイ補償を380円として、二年間利用した場合の総額は9120円です。この負担で何かあった時の5400円での交換をよしとするかどうかが判断の分かれ目です。仮に10年間一度もケータイ補償を利用することなく加入のみしていた場合は、91200円の負担となり、新機種一台分を現金で購入できる水準になります。

仮に二年を超えて利用していた時に事故が起こった場合、ケータイ補償を使わずに買い替えを選択することもあるでしょう。そうなると、ケータイ補償の利用タイミングを逃してしまい、結局利用することなく加入のみ継続するという可能性が高まります。

もちろん、毎月少しずつでも保険料負担をしてでも万が一の5400円での交換対応がある方が安心という場合は加入しておいた方がいいでしょう。

さらに最近のドコモのケータイ補償などは、無料修理の三年間補償も含んでいるために、加入していなかった場合の二年目以降の自然故障の場合も保証されないというリスクもあるので、加入しないという選択肢が狭められているのも事実です。

それでも、何かあったら自己負担するという気持ちでいる方が、保険料負担がなくなることもまた事実です。

判断が難しいケータイの補償ですが、自分の状況に合わせて加入した方が得なのか、加入しない方がいいのかは判断したいところです。

 

ケータイ補償では採用されないリスク細分の考え方

何にでも補償や保険はつきものですが、ケータイやスマホに対する補償サービスは、ここ数年値上がりの一途となっています。

例えばNTTドコモでは、当初「ケータイ補償お届けサービス」は月額300円(税別)で提供されていたのに、その後機種によって280円か380円かに変わり、多くのユーザーが380円の対象機種を選択するという事実により、全体としては値上げになりました。

そして2014年冬のモデルからは、月額500円へとさらに値上がりしました。補償利用時の負担金額も、一年の間に一回目は5000円、二回目は8000円だったところが、一律で7500円へと変更されています。

昨今のスマートフォン全盛時代の到来と、スマートフォンの高額化が背景にあるのは間違いないものの、相互扶助ではあってもリスク細分の考え方がない「ケータイ補償サービス」には、どうしても不平等感が付きまといます。

そもそもケータイ補償を利用するユーザーには、実際のところ大きな偏りがあり、基本的に扱いが乱暴な人や大ざっぱな人、水場によく行く人やそういった仕事の人、外で激しく動くような仕事をしている人などが中心となっており、丁寧にスマホを利用し、仕事も内勤というような人は、滅多にケータイ補償を利用するほどの事故に遭遇することはありません。

ですので、特定のユーザーが繰り返し補償を利用する反面、多くのユーザーはあまり補償の恩恵にはあずからないものの、保険料としての月額料金のみを毎月支払っているような状態です。

そうした不平等感をなくすために、本来保険では加入する前の「告知」があり、これを正しく行わなかったり偽りを告知した場合などはいわゆる「告知義務違反」となり、保険金が支払われないという規定があります。

ただしく告知を行う理由としては、極度に保険事故を起こしてしまう可能性が高い人の保険加入を制限することに目的があります。これこそできる限り平等に近づけるための措置であり、さらにはリスク細分型という、非喫煙健康優良体という保険事故を起こす可能性が限りになく低い人に対しては保険料を引き下げるという優遇措置が取られているわけです。

しかしケータイやスマホの保険には、そうした考え方はありません。

通常の保険の考え方を採用するのであれば、たとえば直近一年や二年にケータイ補償を利用したことがある人の月額保険料を引き上げるとか、逆に長くケータイ補償を利用したことがない人のケータイ補償月額料金は引き下げるとか、そういう考え方が採用されてもいいはずです。

今まで一度もケータイ補償を利用したことがないのに、月額料金だけ律儀に毎月払い続けている人が大多数なのです。

これはおかしいと思っていいのではないでしょうか。

自動車保険でも、等級によって保険料が変わるのと同じことです。リスクある人には大きな保険料を、リスクが少ない人にはできる限り少ない保険料を。こうした措置がとられていないことにより、ケータイやスマホの補償は大きな不平等をはらんでいるといってもいいのではないでしょうか。

低リスクのユーザーのことを考えて、早めの対策を講じてもらいたいところです。

 

iPhoneの補償はAppleCare+

米Appleの大人気スマートフォン「iPhone」。

日本ではNTTドコモ、KDDI au、ソフトバンクが取り扱いをしています。それとは別に、Appleから直販という形でSIMフリー版も販売されています。

一年に一回新機種が発表されるiPhoneですが、毎年ほぼ同じ時期、9月に発売されます。2016年は春に小型のiPhone「iPhone SE」が発売されましたが、このパターンは例外で、フラッグシップモデルとしてはおそらくiPhone 7が2016年秋には予定されていると思われます。

さて、すでにiPhone 6sやiPhone SEを購入した人も、これからiPhone 7を予約検討する場合も、iPhoneの補償についてはしっかり把握しておきたいところです。

通常Apple製品は、AppleCareという補償サービスで一年間の無料修理サービスなどが受けられます(破損・水濡れ・紛失時を除く)。

ただそれだけでは補償期間が一年だけと短くなってしまうので、今までのiPhone同様、AppleCare+という補償を有償でつけることができるようになっています。

もちろんあくまで補償なので、つけるかつけないかは選択できるわけですが、AppleCareの一年補償だけでは対応できない部分を補ってくれるため、つけないという選択肢は現実的ではないかもしれません。

加えて、例えばドコモであれば、Apple Care+かケータイ補償サービスのどちらを付けるかは選ぶことができるシステムになっています。紛失・盗難に対応出来ないApple Care+に対して、ドコモケータイ補償であれば有償ではありますが、交換対応をしてくれます。

その辺りも踏まえながら、AppleCare+やケータイ補償の内容は特に変わってはいませんので、iPhone 5s/5c/6/6s/SEの場合と同じ補償システムとして、新型iPhone 7でも活用される補償として検討しておくといいかもしれません。ただし、補償の料金についてはモデルによって違いますので注意が必要です。

iPhoneに何かあった時のことを考えて、生命保険や医療保険などとは全く違うということを認識した上で、iPhoneの補償サービスの加入検討をしておきたいところです。

 

ドコモのdカード/dカードGOLDケータイ補償

スマートフォンやケータイにかける保険としては、各ケータイキャリアの補償サービスやiPhoneにおけるAppleのAppleCareが一般的ですが、その中で、実はあまり知られていないNTTドコモのケータイに対する補償サービスが存在します。

それは、dカート(旧DCMX)ケータイ補償/dカードGOLDケータイ補償というもので、ドコモのdカードというクレジットカードを利用している場合に無償提供される補償です。

補償内容は、dカードか、dカード GOLDを利用しているかによって変わってきますが、dカード GOLDになると実にケータイ購入代金について最大10万円の補償を受けることが出来ます(購入から三年以内、同一機種同一カラー購入の場合)。

もちろん各種条件がありますが、それでも非常にお得になるのは間違いなく、ドコモユーザーであれば利用してまったく損はないサービスと言えます。

dカード GOLDはゴールドカードなので、そもそも入会審査に通らなければ利用はできませんが、持っているだけで一つのステータスにもなりますし、ドコモのポイントを貯めるにしても大きなメリットがあり、さらにケータイやスマホに対する補償内容が充実しているという特徴があります。

物に対する保険は家財保険がありますが、ケータイやスマホに限ってはケータイキャリアの補償やそれに付随したdカードケータイ補償のようなサービスを利用する方が一般的であり経済的かつ理想的でもあります。

まずは内容をしっかり理解して、その上で現状のケータイキャリアの端末に対する補償をしり、その上でこうしたdカードケータイ補償のような追加の補償サービスを利用してみてもいいかもしれません。

 

格安スマホを有効活用した貯蓄と保険運用

世の中はいつの間にか、固定電話から携帯電話の世の中へと移り変わり、自宅ではインターネットが当たり前になり、携帯電話もいつの間にやらスマートフォンという最新通信機器へと変貌してしまいました。

もはやスマートフォンを持っていることは半ば当たり前であり、持っていないとなんとなく時代遅れのような気にさえなってしまうほど、スマートフォンの普及は一気に進みました。

ただ、電話としての機能だけでなく、インターネットの機能を標準でサポートしているスマートフォンは、一般的に通常のケータイ電話よりも通信料金が高くかかります。

もちろん一般の携帯電話であってもインターネットを利用すれば高くなりますが、その費用がほぼ強制になってしまうのがスマートフォンです。

月辺りのスマホの利用料金は、本体代金の割賦分なども含めて大体7000円~10000円といったところでしょうか。

これが一台ならまだしも、夫と妻、長男などと家族が増えれば増えるほど通信料は増えていきます。

仮に一家四人でスマホを利用すれば、最低限で見積もっても30000円近くがかかってしまう計算となります。

一家で月3万円の出費と聞くと、かなり大きな出費と思えます。これに固定電話やインターネット料金が重なってくると、ただでさえ保険などでも費用がかかっているのに、かなり苦しい状況となるのは目に見えています。

だからこそ今話題になっているのが格安スマホです。

 

うまくこの格安スマホを活用することができれば、毎月の通信費をかなり抑えることができます。そうすることで、そもそも大手キャリアのスマホを利用しながらケータイ補償やAppleCare+を利用する意味を劇的に下げることができます。

格安スマホには逆に、大手キャリアのケータイ補償やAppleCare+のような手厚い補償はないことが多いですが、それでもとにかく端末価格も利用料金も安いのが魅力であり、もし何か問題が発生しても、その時に改めて買い替えることを検討できるのであれば、何よりも強力な選択肢となりえます。

つまり、大手キャリアのケータイスマホ+ケータイ補償を利用していることを考えて、格安スマホMVNOを利用している時に浮いた金額を貯蓄に回したらどうでしょうか。おそらく数ヶ月で格安スマホ1台分くらいは浮くと思います。そうしたら、その分を万が一のスマホ買い替え代金としてプールしておき、残った分は差額の利益として本当に貯蓄に回せばいいのです。

 

 

この格安スマホ活用方法で、毎月の通信料金をかなり抑えることができ、かつ貯蓄まで作れます。そうすることで、家計の負担を大幅に減らすことができます。

単純に、減らすことに成功した通信費は貯蓄に回してもいいのですが、もっと長期的な視野に立って保険に回して運用することもできます。

今まで足りていなかった部分の保険を手厚くするという方法もあります。せっかく浮いた分の費用なので、有効に活用していきたいところです。

 

保険を選ぶならスマホタブレットも活用できる

昨今、パソコンを超える必須アイテムとしての地位を確固たるものとしたスマートフォンやタブレットは、保険選びにも活用することが出来ます。

まずはいつでもどこでもインターネットが利用できるという最大の強みがあり、すなわち情報収集が今まで以上に手軽に誰でも行えるようになったことを意味します。

ゆえにスマホやタブレットを活用すれば、今まで難解と思われていた保険も、実はその構造自体は実にシンプルで、その保険の選び方も誰を頼るでもなく自力で正しい選択にたどり着くことができることに気づくと思います。

スマホやタブではイマイチ、サイト閲覧がやりにくいという人もいるかもしれません。やはりインターネットをするならパソコンで、という人もいるでしょう。その場合はスマホやタブでとりあえずめぼしいサイトを見つけておいて、あとでパソコンで閲覧するということも可能です。

たとえばパソコンとスマホとで同じインターネットブラウザを利用すれば、ブックマークを同期して簡単に同じサイトを閲覧することができます。スマホやタブがあるからパソコンはいらない、ということではなく、うまく双方をリンクさせながら活用していくのが現代の賢いツールの利用法と言えます。

そういったデジタルなツールを利用しての資料や情報の収集には抵抗がある、という人には紙ベースの資料を請求する方法もありますし、保険の相談ができる窓口に直接出向く予約を入れておいて、あとは対面で相談するという方法を選択することもできます。

色々な方法がある今、スマホやタブレットをうまく活用していけば、より素早く効率的に保険の見直しや正しい選択を実施できるものと思われます。

各ケータイキャリアから、AndroidのスマートフォンやiPhoneなど、色々なバリエーション豊かなスマートフォンが販売されています。まだ活用しきれていない人は、この機会にスマホデビューを果たして保険見直しにも活用してみてはいかがでしょうか。

 

スマホのデータには補償や保険はない

ドコモ、au、ソフトバンクなどのスマホやケータイには必ず補償サービスが設定されていますが、これはあくまで端末本体に対する補償であって、スマホやケータイの内部、つまりデータに対しては補償は設定されていません。

場合によっては、端末本体よりもよほどデータの方が重要だった、ということもあるでしょう。データによってはお金で替えることができないような重要なものもあると思われます。しかし、ケータイ業界各社、データについては一切保証をしておらず、あくまで端末内のデータに関してはユーザー側での自己責任による保存などが必要であるとしています。

ケータイ会社が作った端末が故障したことによりデータが消去してしまったのだから保証してもらって当然、と考える気持ちは充分わかるものの、データに関しては保証できない部分であるということを各所で説明してあるので、ユーザー側が万が一の事態に備えてデータに関しては普段からバックアップを取るなり自己防衛をしておくしかないのです。

そんなことを言っても、バックアップの仕方もわからないという人も多いと思いますが、それでも消えてもらっては困るデータのバックアップくらいは、ショップ店員やわかる人に聞くなりして、備えておきたいところです。

通常の保険と同じく、トラブルのもとになりやすいのがケータイやスマホについてはこのデータの部分であり、保障しろ、保証はないの水掛け論を繰り返しても仕方がないので、事前の対策を必ずとっておきたいところです。

ケータイ、スマホにおけるデータについては、生命保険などにおいて契約約款を必ず読んでおかなければならないのと同様に、自分でしっかり対処しておかなければならない部分として覚えておきたいところです。

今ではスマホに押され気味のガラケー(フィーチャーフォン)であれば、まだバックアップの仕方もそれほど難しくなかったものの、スマホが主流になってバックアップの方法は難しくなり、バックアップするべきデータの量も飛躍的に増えていることから、スマホ利用時における操作方法や基本の認識不足がどういう事態を招いてしまうのかを理解した上で利用していきたいところです。

 

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