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保険の「災害免責」条項とは

      2014/10/08

生命保険協会が、2014年9月の御嶽山噴火に被災した契約者に対して保険金を全額給付するとの発表を行っています。生命保険協会に加盟しているすべての生命保険会社の方針としています。

今回の噴火に対しては、元々保険会社が設けている「災害免責」の条項を適用させるかが注目されていました。

つまり、戦争や天変地異、大規模地震、津波などの災害が発生した場合、保険会社は保険金を支払わないという免責条項が生命保険には設定されており、保険会社はそうしたケースに際しては保険金を支払う義務を負わないわけです。

ただ、東日本大震災では生命保険会社は災害免責を適用させず、保険金を被災者に対して支払っています。つまり災害に対して保険金が出るかどうかは保険会社の判断にゆだねられており、その時々の状況によって変わってくると言えます。

とはいえ、免責条項が初めから設定されている限りにおいて、災害では保険金が出なくても一切文句は言えないわけで、事実保険金が出なかったケースで裁判で争われた結果、最高裁で被災者側の敗訴となっています。

生命保険には必ず設けられている条項でもありますので、保険に加入するときはそうした地震や津波、今回の噴火のような災害の場合は保険金が基本は出なくてもおかしくないと理解しておくようにしましょう。

世間的な評価評判、人道的見地などからも、保険会社はできる限り免責条項を適用させないようにしてくれるとは思いますが、安易に保険があるからと安心して保険会社に請求すると免責事項があるから支払えないと言われた時にショックが大きくなります。

とはいうものの、そうした大規模地震などは意識して避けることができるものではないため、予測や対策も立てようがありませんので、もし被災者になってしまった時は、できる限り保険会社の良心に期待するしかないのかもしれません。

 

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