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年末調整の書類/保険料控除申告書の書き方

   

毎年やってくるものの、なんとなく慣れずに奥様に「書いといて」と任せっきりにしている人も多いのではないかと思われる年末調整の書類。

保険が年末調整に関係してくるのは、「保険料控除」という非常に大事な「控除」の手続きがあるためですが、これがイマイチ意味がわからなくて、毎年手間と感じている人が多いのもまた事実です。

別に書かないなら書かなくても全然問題ないのですが、書かなかったらせっかく税金が若干安く済んで戻ってもくるのに、それを放棄する形になってしまいます。特に家族の保険加入が多くて控除額が大きい人などはもったいないので、確実に毎年年末調整の書類は確実に正しく記入をしたいところです。

 


<フリガナ/あなたの氏名/あなたの住所又は居所>

まずは自分の氏名とフリガナを書きます。ここでつまづく人はまずいないと思われますが、基本中の基本として、「フリガナ」はカタカナで書いてあったらカタカナで、ひらがなで「ふりがな」と書いてあったらひらがなで書きます。

続く住所も、そのまま居住している住所を書けばOKです。次にメインとなる「給与所得者の保険料控除申告書」の欄です。


<給与所得者の保険料控除申告書>

保険会社等の名称はさすがにすぐにわかると思います。

例えばオリックス生命で定期保険「FineSave」に40年定期で加入しており、受取人が妻となっている場合で考えてみます。

保険会社等の名称に「オリックス生命保険株式会社」、略称で「オリックス生命」などでもいいでしょう。

保険等の種類の欄には、保険会社から送られてきた生命保険料控除証明書に従いながら「定期」「終身」などを記入します。オリックスのFineSaveは定期保険なので「定期」となります。

保険期間又は年金支払い期間の欄は、上記のケースで考えれば「40年」と書けばOKです。これも、生命保険料控除証明書に必ず書いてあります。終身保険の場合はここも「終身」となる場合もあります。

次に保険等の契約者の氏名ですが、自分で契約しているのであれば自分の名前となりますが、別の家族の誰かの契約であればその家族の名前が入ります。男性の場合、扶養している妻の分の保険を書くということもできます。

ただしこの申告書には、加入している保険のすべてを書かないといけないわけではありません。どんなにたくさんの保険に加入していて保険料をたくさん支払っていたとしても、控除される金額には上限があるため、一定額以上となる場合はそれ以上の保険についてはわざわざ記入する必要はありません。

続けて、保険金等の受取人の氏名と続柄を書きます。ここは一般的には「妻」か「夫」の配偶者、もしくは「父」「母」などの親、もしくは「子」になると思います。

そしてその次の欄の「新・旧の区分」がわからない人もいるのではないかと思います。基準としては、平成24年1月1日以後に契約締結した保険については新保険料の区分になるため、「新」となります。それ以前、つまり平成23年12月31日以前に契約締結した保険は「旧」区分になります。このどちらに属する保険なのかによって、計算式及び控除額に隔たりが出ますので注意が必要です。

ここまで、「一般の生命保険料」の欄の書き方を解説しましたが、続く「介護医療保険料」、「個人年金保険料」も要領は同じです。

何故この三区分が分けられているのかというと、平成24年1月1日から施行されている税制によって、控除区分が三つに分けられているからであり、たとえば平成24年以降に生命保険と医療保険と個人年金保険の三つに加入しているのであれば、最大でそれぞれ4万円を最大として控除されるため、三区分合計12万円が最大で控除されることになります。

もちろん、そんな状態になるには相当の保険料をそれまでに払い込んでいる形となるのだから、控除目的のためだけに三つの保険に入る、などということはやめましょう。

とりあえず、生命保険、医療保険、介護保険、個人年金保険については、以上の内容を抑えて記入すればある程度しっかり記入できると思います。あとは、計算式に当てはめたりしていくだけです。

地震保険料控除や配偶者特別控除、社会保険料控除などはまた別枠になっていますが、とりあえず大きな枠としての「生命保険料控除」だけ、しっかり覚えておきましょう。

 

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