初心者のための保険選び

初めての保険/保険の見直し/保険を基礎から学習しよう/2015年-2016年保険ランキング

*

長寿の時代の生存リスクとは

   

そもそも保険とは、万が一の事態が発生した時に対応できるように加入するものです。

ではその、万が一の事態とはどういう事態なのか、昔と今とではその受け取り方が若干変わりつつあります。

まず、ひと昔前までは、人生における「万が一の事態」とは、一家の大黒柱の急な病や事故による死亡リスクを指すことがほとんどでした。

それは今も変わらず存在する一つのリスクの可能性ではありますが、今の状況はそれとは少し、変わっています。

万が一の事態、それは、死亡するリスクと同時に、「生存リスク」を考えなければならない時代になってきているのです。生存リスク、つまり、考えていたよりも「長生きをしてしまうリスク」です。

長寿大国日本において、日本人の寿命は年々伸びており、世界的にみてもかなり長生きをする国民と言っていいと思います。そんな中で、人生70年を目途に生涯設計をしていた場合、年金や貯金を合計して計算した金額が、80歳、90歳と思いのほか長生きをしてしまったがために足りなくなってしまい、生活を圧迫するという事態に陥るリスクがあるわけです。

生活費はもちろんですが、高齢になればなるほど病院にかかることも多くなるため、医療費負担も重くのしかかります。

子育てを終えて貯めた老後資金は、十分足りると思っていても思わぬ自分の長寿によって計画が破たんしてしまうことがあるのです。

とはいえ、長生きすることを悲嘆するわけにもいかず、ではどうすればいいのかと考える人が増えてきていることを受けて登場してきているのが、そうした生存リスクに対して回答してくれる医療保険や介護保険、そして個人年金保険です。

人は、何歳まで生きるかわからないからこそ、万全の準備が必要となります。それは自分が死んだあとの家族のための生命保険ばかりではなく、自分が長生きをした場合に自分を守るために残す保険なのです。それら二つは、わけて考える必要があります。

自分がもしも長生きした場合の備えは万全なのか、若いうちから老後のことなんて考えられない、というのは最もではありますが、若いからこそ早めに対策が打てるということもあります。

何があってもどうにでもできる状況を、しっかり考えて早めに準備しておきたいところです。

 

 - 保険あれこれコラム, 保険選びと見直し