初心者のための保険選び

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生命保険と日本国債

   

日本の生命保険会社は、保険加入者から支払われている保険料を、保険者の万が一の際に支払う保険金の原資としています。

加えて、被保険者に対して確実に保険金が支払われるように、また、貯蓄型の保険であれば定められた利率通りに返戻金が支払えるように、保険料をしっかり運用しています。

運用先は様々ですが、被保険者から預かっている保険料を万が一にも損失によってなくしてしまうわけにはいかないので、保険会社は通常、日本国債を最大の運用先として利用しています。日本国債であれば、低リスクかつある程度のリターンを見込むことができ、リスクが高い株式や外国債などで運用するよりも保険会社には好まれています。

ただ、2015年現在の日本国債は、日銀の政策などにより金利が歴史的な低水準にあり、保険会社が必要とする利回りを維持できなくなってきています。それを受けて、日本の大手生保数社は、既に日本国債以外の運用先を検討しており、日本国債に充てていた資金の一部を外国債などへ移す形にする動きが出てきています。

これにより、少しでも利回りをよくし、間違っても逆さやに陥らないように資金を運用していく準備をしています。

つまり、日本国債の金利は、保険会社にも大きな影響を与えているのであり、無関心ではいられない重要なポイントなのです。

保険会社に影響が出れば、そのまま保険商品に影響が出てきます。利用者にとってメリットの大きい返戻率のいい保険は、順番に販売終了となり姿を消してしまいます。

そうしないと、保険会社の経営に悪影響が出るためです。しかし保険加入者にとってはせっかくの条件がいい保険がなくなってしまうことはありがたいことではありません。

その時代その時代の経済状況を背景として、保険商品も開発・販売されるため、時代に合わなくなったり、条件が大きく変わってくるようなこともあり得るため、定期的に保険は見直しをするようにしたいところです。

 

 - 保険あれこれコラム