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保険料が戻ってくる医療保険「メディカルkit R」

      2015/07/20

東京海上日動あんしん生命が販売している医療保険「メディカルKit R」は、医療保険として今までにない特徴を持っています。

 

基本的に医療保険は、どの会社が販売する保険も保険料掛け捨てとなる仕組みが採用されていますが、このメディカルKit Rはその点に着目し、「使わなかった保険料が戻ってくる」というシステムを採用しました。

つまり、所定の年齢(60~80歳)までに払い込んだ保険料が、健康還付給付金という形で全額戻ってくるのです。

仮に健康還付給付金の受取年齢までに別の形で給付金の支払いを受け取っていた場合でも、払い込んだ保険料から受け取った給付金の金額を差し引いた額を受け取ることができます。

つまり、他の医療保険と大きく違い、所定の年齢までに払いこんだ保険料が必ず返ってくるために無駄になることがありません。保険の「掛け捨て」という部分に抵抗がある、という人にとっては待ち望んだ医療保険ではないでしょうか。

 

基本的な保障内容としては、一般的な医療保険同様、入院給付金手術給付金に加えて放射線治療給付金があり、ここに健康還付特則が付加される形となり、主契約となります。

特約としては「5疾病就業不能特約」、「女性疾病保障特約」、「がん診断特約」、「悪性新生物初回診断特約」、「抗がん剤治療特約」、「先進医療特約」が準備されており、様々な要望に対応できるようになっています。

手厚い保障がありながら、健康還付給付金によって保険料の負担を最終的には回収できるシステムは、十分利用価値があると思われます。

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ですが、そんなにおいしいことばかりなのか、そんなに利用者にとってばかり都合がいい保険があるのか、とやはり誰しも疑問に思うこともあるでしょう。

もちろん、注意点は存在します。加入の前にその部分をしっかり抑えましょう。

 

メディカルKit Rの注意点としては、保険料の払込みは終身となっており、生涯保険料は変わらないもののずっと払い続けていく必要があります。

すなわち、仮に健康還付給付金の受取が70歳に設定していた場合、そこでいったん健康還付給付金は受け取ることができ、それまでに払い込みした保険料は全額戻ってきます。ただし、それ以降の保障については継続しようと思うのであればそれからさらに保険料を払い続けていく必要があります。つまり、死ぬまで保険料がかかるために長生きすればするほど保険料負担は増えます

 

さらにもう一つ。途中で万が一亡くなってしまった場合です。あくまでメディカルKit Rは医療保険であり死亡保険ではありませんので、死亡時の保障はありません。もちろん、健康還付給付金受取年齢まで生きていなければ健康還付給付金も受け取れないため、払込みした保険料が戻ってくることはありません。

健康還付給付金を受け取るためには、その設定した年齢まで必ず生きていなければならないのです。

 

そしてさらにもう一つ。健康還付給付金の対象となるのは、あくまで主契約部分のみで、特約部分の保険料については返ってきません。つまり、特約をあまり厚めにしておくと、保険料は当然上がりますが、その上がった分の保険料は戻ってこないので、「全額」戻ってくるということにはなりません。途中で解約した場合の解約返礼金も、基本的にはありませんので、途中解約は要注意です。

 

最後に、メディカルKit Rについては、生命保険料控除(介護医療保険料控除)の対象とならない保険料があります。つまり、同条件で健康還付特則が付加されていないメディカルKit Rを契約した場合の保険料相当額が、控除対象金額となります。

 

ざっとみてきても、注意点もそれなりに存在するものの、それら注意点を加味して考えても、やはりかなり使い勝手のいいメディカルKit R。医療保険の有力候補として、同じシステムを採用したがん保険「がん診断保険R」とともに検討してみてはいかがでしょうか。

 

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