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保険金の請求はいつまで可能か

      2014/06/07

保険金を保険会社に支払請求しないまま、時間が経過してしまった場合、いつまで請求の権利は残るのでしょうか。被保険者が亡くなった場合など、葬儀や色々な事務処理、後片付けなどに時間を取られ、なかなか保険金の手続きができないままになってしまうということもあると思われます。ですが、いつまでもそのままにしておくのは、当然ですがあまり好ましくはありません。

保険金の支払請求は、いつまでも可能なわけではなく、やはり時間が経つと請求ができなくなります。

このことは、保険法95条で規定されており、「保険給付を請求する権利、保険料の返還を請求する権利及び第63条又は第92条に規定する保険料積立金の払戻しを請求する権利は、3年間行わないときは、時効によって消滅する」とあります。

「消滅時効」という項目であり、この期間を過ぎてしまうと法律上支払請求をする権利を、保険金受取人は失ってしまうことになります。

この項目に基づいて、多くの保険会社でも約款において3年間は保険金を請求できるとしていますが、厳密にどの時点を起算日とするかは保険会社や保険の種類などによって異なるようです。

さすがに死後整理に時間がかかるとはいっても、3年もの間支払請求をしないということ自体、あまり考えられないことではありますが、完全に忘れてしまっていたとしても、3年は余裕があると考えると、逆に急ぐ必要はないと言えなくもありません。

いずれにしても3年近い期間支払請求をしないということがそもそもの間違いなので、出来る限り早く保険金の請求は実施するようにしましょう。

事情があってそもそも保険の存在自体を家族が認識していなかった、ということもあり得ますが、保険金は保険金受取人が支払請求をしないと受け取ることはできませんので、被保険者との間で普段から保険の有無やどういう保険に加入しているのかなどの情報は、最低限、被保険者と保険金受取人の間の共通認識としておきたいところです。

基本中の基本ですが、保険金が受け取れない保険は、何の意味も持ちません。

 

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