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指定代理請求人制度を忘れないように覚えておく

      2014/06/06

自分の代わりに代理人が保険金を請求できる制度のことを「指定代理請求人制度」と言います。一般的に特約として利用できるようになっているケースがほとんどです。

通常生命保険の保険金は、被保険者死亡時に保険金受取人が請求しますが、被保険者が保険金受取人になっている場合や、医療保険で同じく被保険者が保険金受取人になっている場合などに利用できる制度です。

指定代理請求人が、被保険者が請求をできないような状態のとき、もしくは余命告知を受けていないときなどに保険金の請求を代理で行うことができます。

指定代理請求人の範囲としては、被保険者の配偶者や直系血族、または3親等以内の親族までが規定されることが多いようです。

近い家族が保険金請求をできるようにしておくことで、万が一の際に金銭的余裕がなく治療ができないなどというケースを避ける意味もあり、または被保険者存命中に、家族の意思で被保険者のために保険金を使うことができるようにするという意味合いもあります。

この制度で特に重要なのは、指定代理請求人が、その役割を認識しておく必要があるという点です。せっかく保険金を代理請求できる権利を持っていても、指定代理請求人自身がそれを認識していなければ請求もできませんので、この制度は意味を持ちません。保険契約者は、指定代理請求人として指定した人にこういう制度があるという旨をしっかり忘れないように伝えておく必要があります。

そもそも保険を利用する事態になるかどうかもわからないのに、この制度を利用する機会があるのかどうかはさらに確率としては低くなると思われます。それでもせっかくの制度ですので、忘れないように大切に覚えておきたいところです。

まさかの事態にまさかの役に立つかもしれません。

 

 - 保険あれこれコラム