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先進医療はレアケース

      2014/06/07

病気や怪我に直面した場合、多くのケースでは公的医療保険を利用した診療を受ける形になります。

それにより、自己負担は3割で抑えることができ、仮に高額になったとしても高額療養費制度により極端に高額な請求になるケースはまれです。

ただそんな中、もし治療の中で「先進医療」を受けることになった場合、かなりの金額が医療費としてかかってしまう可能性があります。

「先進医療」は公的な医療保険の適用外となりますので、その金額は全額負担となります。中には数百万という費用がかかる治療などもあり、先進医療による治療を受けると、多くの人が保険なしでは耐えられないのではないかと思います。

それではやはり、先進医療に関する保険だったり特約だったりは必須ではないか、と感じられる人も多く、実際人気もあるようです。

ただ、ここで注意したいのは「先進医療」=「最良の治療」というわけではないということです。

厚生労働省の定義としては「厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養その他の療養であって、保険給付の対象とすべきものであるか否かについて、適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行うことが必要な療養」としています。

つまり、先進医療とは最新の医療ではあるものの、公的医療保険の適用をさせるかどうか検討段階の医療であり、最良の医療であるというわけではないのです。

しかも、先進医療を受けるケース自体がかなり限られており、一般的には通常の保険内の治療で済んでしまう人がほとんど、という先進医療の実態も知っておきたいところです。

万が一の場合にあらゆる手段を使って治療を受けたいということであれば先進医療はお勧めですが、必要となる可能性としてはそれほど高くなく、先進医療に頼らなくてもある程度の治療はできると考えると、その保険料と比較して必要かどうかはしっかり判断しましょう。

 - 保険あれこれコラム