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保険の払込免除の条件は細かく厳しい

      2014/06/06

生命保険や医療保険には、特定の疾患にかかることによって以後の保険料を支払わなくてよくなる払込免除が付与されていることがままあります。

例えば、生命保険に所定の三大疾病に該当した場合は、以後の保険料は免除します、という払込免除がある場合、単純に三大疾病である「悪性新生物(がん)」、「急性心筋梗塞」、「脳卒中」に罹患した場合は無条件で払込免除してくれるものと考えがちです。ただ、この払込免除は、実はしっかり条件が細かく指定されていて、その条件を満たさない場合は適用されません。もし払込免除を重視して保険を選択する場合は、その条件をしっかり読み込んでおく必要があります。

それを怠った場合、所定の疾病にかかったにもかかわらず保険料払込免除は適用されないというケースも十分にあり得ます。そして、その部分は保険いおけるクレームになりやすい点でもありますので、要注意です。

1.生命保険の保険料を毎月支払っているけれど、今回「がん」にかかってしまった、当然保険料の払込免除が適用されて以後の保険料は支払わなくていいものと考えていたら、払込免除が適用されなかった。それは何故かと問い合わせたところ、たとえ「がん」であっても、上皮内新生物など非浸潤性の悪性新生物は払込免除の対象とならない、という回答があった、というケース。

2.急性心筋梗塞になってしまったが、思いのほか軽く、すぐに仕事にも復帰できた。幸いこれで保険料払込免除になるはずだから、むしろ良かったと考えて保険会社に問い合わせると、「医師の診療を受けた日からその日を含めて60日以上、労働の制限を必要とする状態が継続したと医師によって診断された場合」のみが対象であり、今回はすぐに仕事に復帰できているために払込免除対象外と言われる、というケース。

3.脳卒中になっても、「はじめて医師の診療を受けた日からその日を含めて60日以上、言語障害、運動失調、麻痺等の他覚的な神経学的後遺症が継続したと医師によって診断された場合」、という条件付きだった、というケース。

つまりこれらのケースにおいて、払込免除の条件が、ただ「罹患した」という事実だけではないというところがポイントです。

三大疾病にかかり、なおかつある一定の条件を満たした場合のみ、保険料の払込免除は実施されます。

上記はあくまで一つの例ですが、同じような適用条件が付与されている払込免除は非常に多いので、あいまいに納得するのではなく、細かい部分まで確認を怠らないことが大切です。

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