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定額型個人年金保険をドル建て(外貨建て)してみる

      2014/06/06

銀行窓口の一時払い販売などでも人気のある個人年金保険。

通常定額型、変額型の二種類があり、定額型の場合は契約時の予定利率・積立利率で運用されるため、変額型のようなリスクがないために大きなリターンを期待しない安定した運用をしたい人には人気があります。

一方変額型は、株式や債券などで保険料を運用するため、運用実績によって年金額が変動します。状況によっては元本割れをしてしまうリスクもあるために、投資色が強い商品になっています。

そしてもう一つ、定額型の年金保険ではあるのですが、日本の通貨・円建てではなく、外貨建てで運用をしていく外貨建ての定額型個人年金保険です。

米ドルやユーロなど、円以外の外貨で運用をするために、外貨での受取金額は決まっているものの、為替の変動によって円での受取金額は変動するという仕組みになっています。

昨今の円高状況で外貨建てで運用していれば、今後円安方向へ為替相場が動けばその分為替差益が発生しますので円建てでの個人年金保険では考えられない利益を生む可能性もありますが、リスクもありますしコストも非常に高くなります。

同じ外貨での運用を考えるのであれば、あえてこの外貨建て個人年金保険を選択するメリットはないのかもしれません。

あくまで、個人年金保険と外貨での運用を同時に考えたい人向けです。

どうしても外貨での運用を、と考える人には外貨建てMMFもありますし、FX(外国為替証拠金取引)もあります。手数料も格安でレバレッジもかけられるFXが最高の運用先と言えると思いますが、ただし当然のことながらリスクもあり、レバレッジをかけると通常では考えられない損失を出してしまう可能性もありますので、あくまで自己責任での運用となります。

運用効率としては、

外貨建て個人年金保険 <  外貨預金 < 外貨建てMMF < FX

と言ったところでしょうか。レバレッジを最低限にしてFXで運用するのが、外貨での運用では最高の効率と言えそうですが、その分の大きなリスクと自己責任が降りかかってきますので、安心して運用したい人にはお勧めではありません。

外貨建てによる「為替差益」という魔力に必要以上に魅了されないように気を付けましょう。

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